『かつや』と『とんかつ屋』のサービスの違いは?徹底説明!
ここ数年で一気に拡大の一方を辿るかつやですが、これまでのとんかつ屋さんと比較してどんな違いがあるのかを書いていきます☆
かつやに存在してその他のとんかつ屋さんには無いサービス。
反対に、とんかつ屋さんにあってかつやには無いサービスは何でしょう?
また、これまでのとんかつ屋さんの当たり前と、かつやの当たり前なども書いていきたいと思いますので、かつや未経験の人の予備知識としてどうぞ☆
かつやに存在するサービス
以下はかつやに存在するサービスです。
言ってしまえば、かつやファンなら誰もが知る話ですね。
一部の増量サービス
メニュー表に表記されない付属品など、価格の存在しない一部に無料サービスが受けられます。
かつやにおいては『カツ丼たれ多め』が有名ですが、カツ丼に特化したお店でなければなかなかに難しいサービスでしょう。
ブレない味の提供
大規模チェーン店だから意識するブレない味の提供もかつやならではと言ったところでしょう。
もちろん、単独店舗や小規模チェーン店のとんかつ屋さんにもそれぞれの味の良さはあります。
低価格提供
『とんかつ』という、もともとの高級食をここまで低価格に結び付けた事に初めはみんな驚いていましたね。
他のとんかつ屋さんにはなかなか真似できない低価格設定が人気のヒミツでしょう。
短時間提供
かつややっぱり美味いよね
日高屋より提供スピード早いし
割り干し大根美味しいし
満腹になるし
満足です— ただの銀行員 (@BATALEON007) February 17, 2025
肉の厚みを犠牲にした提供までの時間短縮化はある意味で驚きの発想でしたね。
従来のとんかつと比較すれば確かに薄いのですが、それを感じさせないボリュームで人気を維持するのもかつやですね。
テイクアウト
和食に分類される飲食店ではなかなか珍しい持ち帰りが出来るのもかつやの特徴でしょう。
これにより女性客が気軽に足を運びやすくなったという話も。
割引券発行
購入数に合わせてゲットできる割引券は今やかつやの代名詞の1つでしょう。
期限が設けられていて、その期限が越えても使用可能なトコロは、ちょっとした裏技…。
言い換えれば、常に100円引きでかつやが利用できるという話ですね。
定期的な感謝祭
圧倒的人気を誇るかつやの投げ売り期間。
大幅値下げにして一律価格はチェーン店だからこそできるサービスですね。
そして販売メニューを4つに絞ってしまうのも、ある意味では驚き。
期間限定メニュー提供
ファン層が絶対気にするかつやの『バカメニュー(誉め言葉)』。
『絶対うまいヤツ』という誰が考えても真面目なメニューから、『どうしてこうなった?』『誰が考えた?』みたいな、冗談から形になってしまったようなヘンテコメニューまで。
でも、そのほとんどが期間を待たずに完売するという『後の伝説メニュー』になるというね。
かつやには存在しないサービス
以下はかつやには存在しない、『とんかつ屋さんあるあるサービス』です。
一部ではかつやにも欲しいサービスかも知れませんね。
ごはんおかわり無限サービス
何故かとんかつ屋あるあるの1つに『ごはんおかわり自由』というシステムがありますよね。
とんかつ屋ならどこでも行っているサービスといえば違いますが、かなり多く、そしてよく聞くサービスですが、かつやにはそれがありません。
ちなみにごはんおかわり自由サービスは、とんかつ定食系のメニューに限られます。
(どんぶり物には不可という意味です)
あと、『無限』とは言いましたが、何事にも限度ありますよ。
そしてもちろん、店内の飲食時に限ります。
ごはん大盛りサービス
ごはんのおかわり無料サービスが無くとも、『大盛り無料』というサービスはおかわり無料サービスを行うとんかつ屋さんがあったりします。
初めの1回限り有効というパターンですね。
その場合、通常のごはん量と比較して単純計算で1.5倍とか2倍とか、見た目に圧倒的に多いのが魅力ではありますが、残念ながらかつやにはそれが無く、あくまで追加注文扱いとなります。
キャベツおかわりサービス
とんかつ屋さんを好むファンの中には『キャベツが好きだから』という理由で足を運ぶ人もいます。
その一方でとんかつ屋さんの多くはごはん以上にキャベツサービスを意識する場合が多いですね。
ごはんの時と同じですが、限度はあります。
とはいえ、キャベツサービスの場合は店員さんが『いかがですか?』と尋ねて来るケースもあるんですね。
かつやには残念ながらキャベツおかわりが無く、欲しい場合はキャベツの追加注文となってしまいます。
キャベツ大盛りサービス
キャベツおかわりシステムが無いとんかつ屋さんでのあるあるは、それに代わる『キャベツ大盛りサービス』ですね。
こちらもごはん大盛りと同様にどっかり山盛りで登場する場合があって嬉しいですね。
お店によっては『ごはん大盛りとキャベツ大盛りが同時に可能』なんて場合も。
いずれにせよ、かつやには無いサービスです。
とんかつ系以外のメニュー
とんかつ屋=和食と考えるとんかつ屋は実は多く、その結果か刺身定食やチキン系に力を入れるとんかつ屋さんが少なくありません。
ですが、かつやの場合はメインをとんかつに重視するため、一部に揚げ物の混在はありますが、大きくとんかつから逸脱しない意識があるようです。
お子様ランチ
🎌ナポリタンの鉄板焼き風お子様ランチ🎌〈適当に命名。笑〉
昭和当時のトイローヤルのおままごと(ナポリタンとチキンライス)に、100均で購入した現代のおままごととお皿を足してみました。
— 杷果菜(はかな)🌾🍂🍷🥂🍶🌃✨ (@Hakanai_no_kana) April 15, 2025
とんかつ屋に限らず多くの飲食店ではファミリー層を狙うメニューの1つにお子様ランチがあり、これは『子供が来るという事は、その母親や家族全体を一気に招き入れられる』という狙いがあります。
ところがかつやは女性客の導入を早々に諦め、その代わりに働き盛りの男性客に狙いを絞った『本気飯。』スタイルなので、お子様ランチなんて度外視!
といった過去があり、今に至るのでお子様ランチがありません。
まあ、その『本気飯。』の気力が変に功を奏してしまい、女性やお子様にも人気に繋がってしまった現実があるのですがね(笑)
(怪我の功名?)
分厚いカツの提供
東京は蒲田にあります「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ」さんに行ってきました。久しぶり。ここのカツカレーはカツに重きを置いております(笑)脂身はもちろんのこと赤み部分もむちゃくちゃ柔らかい。どうなってるのといつも思います。でこの厚み。今回は特上ロースかつにご飯ルー増しでした(^^♪
— syunchi (@syunchi5) April 13, 2025
『カツ=分厚さ』を求めるとんかつファンは少なくないですが、かつやで提供されるカツは
- 80gロースカツ
- 120gロースカツ
の2点に絞られてしまい、厚みで言えば従来のとんかつ屋さんと比較して勝ち目がない状態での提供となります。
かつやは和食に珍しいスピード提供の分野なので、どうしても大きさや厚みを犠牲にする必要性があったのでしょう。
なお、僕がこれまでに見た本格とんかつ屋の提供速度目標は『8分提供』でした。
(客席から覗き見る事の出来る厨房にそう書かれていた)
厚みがあるロースにしっかりと熱を通そうと考えると、どうしてもそのくらいの時間が必要になるという事でしょうね。
ゆったり空間の提供
あたい『いらっしゃいませ!』
お客様「座敷、空いとる?」
あたい『はい、空いとるます!』
・・・空いとるます???
日本語難しいね!
とんかつ屋 金太郎 本店、
夕方は5時オープンです♪— とんかつ屋 金太郎 金太郎劇場 劇団夢処族 族変化銀太郎(銀子など) (@hirobohdesu) August 8, 2020
多くのとんかつ屋さんはレストランのような立ち位置なので、広い空間で食事をした後、長時間ゆっくりする事が出来ますね。
もちろん、かつやでも長時間居座って文句を言われる事はありませんが、周囲の入れ代わり立ち代わりが激しいと、なかなかそんな気分になれないというネックはあるかもしれません。
ただ、繰り返しますが、かつやでは『食ったらさっさと出ろ!』というシステムではない事を伝えておきますね☆
(まあ、全ての飲食店は回転率を意識しますがね)
『かつや』と『とんかつ屋』のサービスの違いは?徹底説明! まとめ
という事で、こちらでは
『かつや』と『とんかつ屋』のサービスの違い
についてをまとめてみました。
かつやはとんかつ屋のあらゆる分野で一歩先を進んでいると思いきや、実はフランチャイズさながらの縛りがある所が見て取れますね。
チェーン店にはチェーン店の良さがある一方で、個人店にはチェーン店では真似できないサービスもあったりしますので、そこは好みで好きな方を選ぶと良いですね☆
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